産地リスク対策実証事業(令和2年度~令和4年度事業)

国内産地におけるGAPの取組の浸透を図る観点から、農作業事故等のリスクを低減する手法として、GAPの団体認証取得が有効であることを実証し、各産地に横展開することで、取組を広げていくことが緊急の課題となっています。
 このため、本事業においては、GAPの団体認証取得を通じ、食品安全・環境保全・労働安全等に係る産地の存続を脅かすリスクの低減を目指し、産地リスク低減効果に関する実証を目的として事業を実施するものです。

事例集・報告書


GAP関連運動推進事業(平成30年度~令和元年度事業)

国際水準GAPの実施及び認証取得の推進は、国産農産物の2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会への供給のみならず、輸出拡大や農業人材の育成など、我が国の農業競争力の強化を図る観点から、極めて重要な課題となっています。
 このため、農林水産省では、平成30年度と令和元年度の2年間「GAP関連運動推進事業」を設け、農業者及びGAPの指導者を対象に、農作業安全推進運動や農薬危害防止運動とも連携し、GAPの実施及び認証取得に必要な食品安全、環境保全、労働安全及び人権保護等の取組について、関連する法令・制度等に関する理解度を深化させることにより、GAPの実施内容の充実を図ることに取り組んだところです。

普及啓発資料

当協会では、平成30年度及び令和元年度の2年間、本事業を実施し、平成30年度は、各分野の専門家による検討会の開催し、GAPに取り組む生産現場の実態調査を行いながら、関係法令・制度の背景や趣旨も含めた普及啓発資料を作成し、全国及び9地方ブロックでの研修会を開催しました。
 令和元年度においては、前年度の研修会を通じて追加的に取り組むべき課題とともに、団体認証の取り組みを含めた農場経営についても取り上げ、茶、青果物、穀物を対象とした団体認証現地研修会、全国及び9地方ブロック研修会を開催するとともに、研修会において出された意見質問をもとに各課題の最新情報を加えた普及啓発資料の改訂版を作成しました。
 また、各研修会で要望が多かった、講師が作成した研修資料や団体認証の事例についても別冊 研修資料編として作成しましたので、ご活用いただければ幸いです。


平成30年度 全国研修会の動画

※平成30年11月に撮影した動画です。その後に見直された内容は含まれていません。


普及啓発動画

農業者による国際水準GAPの実施及び認証取得の拡大を図るため、GAPが求められる背景、必要な取組、GAP認証の種類等わかりやすく説明している動画です。

※この動画は平成31年3月に作成したものです。


関連情報


全国農業改良普及支援協会

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