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協会の取組 全国農業システム化研究会

「令和7年度全国農業システム化研究会最終成績検討会」を開催

その他

 全国農業システム化研究会(事務局:(一社)全国農業改良普及支援協会)は、生産者、指導機関、メーカーが一体となって農政や現場の課題に取り組み、解決策を探りながら、新しい作業技術の開発を中心に、実証調査を実施している。
 令和7年度は『イノベーションによる農業の生産力向上と持続性の両立を目指した実証』をテーマに、以下の課題についての実証調査をおこなった。
(1)スマート農業技術等による土地利用型作物の生産性向上に関する実証調査
(2)野菜等の効率的生産技術に関する実証調査
(3)効率的な病害虫雑草防除技術に関する実証調査


(参考)▼全国農業システム化研究会 令和7年度実証課題一覧

 同研究会は、2月18日、19日の2日間、アルカディア市ヶ谷(東京都千代田区)において、「令和7年度全国農業システム化研究会最終成績検討会」を開催した。

 今年度も、会場とオンライン(Zoomウェビナー及びYouTube配信)によるハイブリッド開催とした。各道府県の普及指導員、試験研究機関、農業資機材メーカー等から、約500名の参加があり、会場へは約170名が参集した。

 開会式では、(一社)全国農業改良普及支援協会の別所智博会長による主催者挨拶に続き、農林水産省大臣官房の佐藤紳生産振興審議官、(株)クボタの市川信繁専務執行役員による来賓挨拶があった。

(一社)全国農業改良普及支援協会
 別所 智博会長による主催者挨拶
農林水産省 佐藤 紳生産振興審議官による
来賓挨拶
(株)クボタ 市川 信繁専務執行役員による来賓挨拶(オンライン)

開会式および全体会議終了後は2つの分科会に分かれ、今年度の実証調査についての発表を行った。

■2月18日(水)
○第1分科会
・スマート農業技術等による土地利用型作物の生産性向上に関する実証調査
(山形県、新潟県、兵庫県、福岡県、鹿児島県2事例)
○第2分科会
・野菜等の効率的生産技術に関する実証調査
(青森県、秋田県、愛知県、島根県、佐賀県)

■2月19日(木)
○第1分科会
・大豆の安定生産に関する実証調査(大豆新技術等普及展開事業)
(新潟県、三重県2事例)
・スマート農業技術等による土地利用型作物の生産性向上に関する実証調査
(埼玉県、鹿児島県)
○第2分科会
・効率的な病害虫雑草防除技術に関する実証調査
(鹿児島県5事例)

第1分科会
第2分科会
第1分科会 助言者からの情報提供
(国研)農研機構 中⽇本農業研究センター
 中野 洋主席研究員
「良食味多収水稲品種を活用した再生二期作技術の
開発・普及」
第2分科会 情報提供
(一社)プラントヘルスケア研究所
 田代 暢哉代表理事
「効果的な薬剤散布の基礎の基礎」

 18日夜には情報交換会が開催され、活発な交流が行われた。
 発表内容には普及現場の課題解決に役立つ技術も多くあり、両分科会場でも、両日ともに質疑や意見交換等が盛んに行われた。