（一社）全国農業改良普及支援協会は全国農業改良普及職員協議会と共に平成２９年１１月２１日（火）〜２２日（水）に東京ニッショーホールにおいて標記大会を開催した。
　本大会は全国の普及職員が互いの技術・知識を交換し高め合い、普及活動の高度化を目指す目的で昭和２５年から開催してきた大会を５年前にリニューアルしたもので、通算６７回を数える今回は１日当たり約５５０名、２日間で延べ１，１００名が参加して盛大に行われた。
　９月２１日に東京代々木のオリンピック記念青少年総合センターで開催した高度化発表会において選ばれた全国４７事例の代表８事例が研究大会初日に発表され、翌１１月２２日に下記のとおり受賞者が決定した。

▼受賞者と発表事例一覧

【農林水産大臣賞】
山形県最上総合支庁産業経済部農業技術普及課
「にらブランド「達者de菜」の産地強化〜１０億円産地を目指した普及活動〜」

【農林水産省生産局長賞】
福井県嶺南振興局農業経営支援部
「儲かる施設野菜法人の育成」

兵庫県丹波農業改良普及センター
「繁殖管理情報の見える化で但馬牛繁殖経営の改善〜ツール「丹波ミニマム」の開発による子牛生産性の向上〜」

【全国農業改良普及職員協議会長賞】
京都府南丹広域振興局農林商工部南丹農業改良普及センター
「丹波大納言小豆」機械収穫技術の確立と普及〜京都府亀岡市河原林町営農組合の取組み事例より〜

宮崎県西臼杵農業改良普及センター
「中山間地域における釜炒り茶産地維持と新たな茶種への挑戦」

石川県南加賀農林総合事務所
「ブロッコリーの出荷予測システムを用いた有利販売と産地拡大」

【(一社)全国農業改良普及支援協会長賞】
高知県中央西農業振興センター高知農業改良普及所
「小さな組織を強くするマーケティング活動〜加工組織「なるクラブ」の躍進〜」

神奈川県農業技術センター三浦半島地区事務所普及指導課
「夏季休閑地への緑肥、カバークロップの導入普及」

※１２月１３日現在（今後データが修正される場合があります）