(一社)全国農業改良普及支援協会は全国農業改良普及職員協議会と共に平成28年11月29日(火)〜30日(水)に東京ニッショーホールにおいて第4回目となる標記大会を開催した。
本大会は全国の普及職員が互いの技術・知識を交換し高め合い、普及活動の高度化を目指す目的で昭和25年から開催してきた大会を4年前にリニューアルしたもので、通算66回を数える今回は1日当たり約650名、2日間で延べ1,300名が参加して盛大に行われた。
9月29日に東京代々木のオリンピック記念青少年総合センターで開催した高度化 発表会で全国の代表48課題の中から選ばれた7課題が初日に発表され、翌30日に下記のとおり受賞者が決定した。
▼受賞者と課題一覧
【農林水産大臣賞】
茨城県鹿行農林事務所経営・普及部門
「収益の高いイチゴ産地の育成〜若手研究部組織を核とした産地育成〜」
【農林水産省生産局長賞】
福岡県農林水産部経営技術支援課
「ラーメン用小麦「ラー麦」のブランド化推進〜試験研究や実需者と連携した重点プロジェクト活動〜」
鹿児島県南薩地域振興局農林水産部農政普及課
「茶の輸出による茶業経営の安定化と産地力の発展を目指して」
【全国農業改良普及職員協議会長賞】
長野県長野農業改良普及センター
「新規就農里親研修制度を活用した果樹産地の担い手育成〜長野県須高地域の取組事例〜」
大分県豊肥振興局生産流通部
「大分特産かんしょ「甘太くん」ブランド化への取り組み〜かんしょ産地の復活劇〜」
【(一社)全国農業改良普及支援協会長賞】
石川県奥能登農林総合事務所
「他産業のノウハウを活用した担い手支援〜トヨタの現場改善による労働生産性向上〜」
愛媛県東予地方局産業経済部産業振興課地域農業室
「観光農園サポートから法人化、6次産業化への展開〜観光農園を核とした地域活性化への取組み〜」
※12月13日現在(今後データが修正される場合があります)
|