技術【雑穀】

添付ファイル:  【技術】雑穀(PDF:465KB)(品目の一覧と個々のデータがご覧いただけます)  
 
※クリックしてPDFファイルを開いた時にきちんと表示されていない場合は、一旦パソコンにファイルをダウンロードしてからご利用ください。(リンク上で右クリックし、「対象をファイルに保存」を選択してダウンロードします)  


技術名 技術の特徴 開発機関名 ページ
エゴマ加工品の酸化抑制法 エゴマには機能性成分であるα-リノレン酸が多く含まれているが、酸化による劣化が早いという難点がある。そこで、市販の抗酸化剤の効果を調べたところ、エゴマペースト、エゴマドレッシングの酸化抑制にはビタミンC製剤が有効であることが明らかとなった。
1 市販の抗酸化剤を比較した結果、エゴマペーストの酸化抑制にはビタミンCE製剤が有効である。
2 ビタミンC製剤はビタミンCE製剤と同じくエゴマペーストの酸化抑制に効果がある。エゴマにはビタミンEが含まれているため、ビタミンCを添加することで同様の効果が得られたと考えられる。このことから、添加物からビタミンEを減らすことができ、より安価なビタミンC製剤の使用によるコスト削減が可能である。
3 ビタミンC製剤は、エゴマドレッシングの変色抑制や酸化抑制の効果がある。
また、粘度増加抑制の効果も期待できる。
福島県農業総合センター 1
宿根ソバ葉の特長を保持した乾燥法  ソバの実にはポリフェノールの一種であるルチンが含まれているが、葉にも豊富に含まれている。ソバ葉を乾燥してもルチン含量はそれほど大きく変化しないが、緑色は時間とともに失われてゆく。退色を防ぐには、日陰での自然乾燥あるいは40℃での通風乾燥が有効である。 福井県農業試験場 4
ポット苗田植機を用いた雑穀の機械移植技術 448穴ポット苗田植機を改良することにより、雑穀の6作物の畑地移植に汎用利用できる。改良点は、移植爪、泥取りブラシ、覆土輪、苗押出座の4点である。改良機は斜度10°までの傾斜地で移植できる。育苗方法は、棚置き育苗とする。 岩手県農業研究センター 5